おまけ

埼玉初中創立45周年記念同胞大祝典

 去る‘06923日行われた母校創立45周年記念同胞大祝典。

 爽やかに晴れ渡った秋空の下、会場となった運動場は2,100人を超える同胞、OB、近隣の日本住民で大盛況。

 祖国解放後、県内各地に設立された「国語講習所」で始まった民族教育は、‘614月に大宮にて学校として生まれ変わり、今日まで45年の年輪を刻んできた。

 その間、世に送り出した卒業生は2千人にも上る。まさに同胞社会の屋台骨を作り続けた45年だ。

 一部記念式典は、全校生徒による校歌の力強い大合唱で幕を開けた。

記念行事実行委員長黄雲海(2期生)連合同窓会会長のあいさつがあり、祖国からのメッセージを総聯中央高徳羽(10期生)副議長より紹介された。高石典校長のあいさつに続いて、主催者より全校生に記念品が贈られ、安正一県本部委員長の音頭で乾杯。

 二部は多彩なイベントがたくさん用意され、45周年は大いに盛り上がった。祝賀公演には子供たちだけではなくOB100人による朝青合唱団、80人を超える大吹奏楽団をはじめ数多くの同胞、父兄たちも出演する一大コンサートとなった。

 オモニ会を中心とするオモニたちも飲食売店、バザーで参加者たちを喜ばせ記念祝典に花を添えた。

 大成功となった45周年記念祝典。これは実行委員会と多くの同胞、父兄、OBたちのウリハッキョに寄せる熱い思いを抜きに考えることは出来ない。

 特に連合同窓会が財政面で全面的に支えたのは非常に大きい。連合同窓会では「OBたちの力で45周年記念行事を成功させよう」を合言葉に各期別に同窓生同士連携し、幅広くカンパを募った。その結果募金額は実行委員会が行った募金と合わせ、予想を超える金額となり、記念行事のみならず体育館の床を張り替えるという大きなプレゼントまですることが出来たのである。

 連合同窓会に集まったOBたちの熱い思いは、これからも母校のために様々な形で大きな力を発揮するだろう。

 連合同窓会に対する期待は、大きい。

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